


MPEG-Hオーディオシステム:
次世代技術による自分好みの没入型サウンド
フラウンホーファーは、MPEG-H 3D Audio規格を元にこのシステムを開発してきました。MPEG-Hオーディオシステムでは、UHDテレビ、没入型音楽サービス、4K動画ストリーミング、バーチャル・リアリティー(VR)をはじめ、放送サービスと新規メディアサービス用の最高のサウンド体験を提供します。

没入型オーディオ
臨場感を味わう: MPEG-Hオーディオシステムは、リスナーの全方位から包み込むような没入型サウンドをお届けします。
アーティストをもっと身近に: MPEG-Hを備えた没入感のある音楽サービスは、ファンとアーティストの距離を近くそばにいるかのような体験ができます。リスナーは、コンテンツ制作者の狙いどおりに、あらゆる方向からサウンドに浸ります。
好みのサウンドに調整
- ひとつのストリームに事前設定された各種バージョンから好みの音声設定を選択
- 言語間でのシームレスな切り替え
- オーディオミックスをニーズと好みに合わせる
- 複数の実況放送、ホームチームとアウェーチームのアナウンサー解説、臨場感溢れる会場のサウンドなど豊かなスポーツ体験を味わう


ユニバーサルな配信
- MPEG-Hは、移動中、リビング、ホームシアター、車の中とどこでも複数のプラットフォームで利用できます。
- ひとつの制作、ひとつのストリームを、あらゆるデバイスに。いつも最善のサウンド体験をお届けします。
ユーザー補助機能の向上
Dialog+ およびAdvanced Audio Description(先進的な解説放送)によるダイアログ明瞭化
MPEG-Hオーディオシステム独自のパーソナライズ設定機能を使えば、全面的に、ユーザーがダイアログレベルを調整し、コンテンツ提供者の完全管理下にある解説放送をカスタマイズできるので、個人の好みやニーズに合わせたメディア消費体験を実現します。


次世代オープン・オーディオ標準
このシステムは、MP3、AAC、MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4、AVC/H.264、HEVC/H.265など、多くの世界で主要なメディア標準を認可している国際標準化団体ISO/IEC MPEGの MPEG-H 3D Audio標準に基づいています。MPEG-Hオーディオシステムは、ATSC、DVB、TTA(韓国)、SBTVD(ブラジル)のテレビ規格にも含まれています。これは、韓国でATSC 3.0放送用に選ばれたオーディオコーデックであり、2017年5月31日には初となる次世代オーディオシステムによる放送が開始されました。
使いやすさ
MPEG-Hオーディオシステムは、現在定評のあるストリーミングと放送のワークフローと連動するように設計されています。そのため、テレビ、スピーカー、ヘッドホン、MPEG-H搭載のサウンドバーで没入型サウンドを再生できます。

